[著者] 朝井隆介

真島卯月34歳。運命の出会いを待つ彼女は毎日道で「大嫌いな男」と顔を合わせていた。
その男は知りあいでも何でもないただの通りすがり。にもかかわらず大嫌いだったのである。
ある日、そんな彼女のマンションで殺人事件が発生。殺害されたのは一人暮らしの友人、金山澄子だった。
動揺する彼女は刑事に思わず怪しい男を見ましたと言ってしまうのだが…

定価：330円（本体300円＋税10%）