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デュバリー夫人 ~ランジェのあだ名でルイ15世の寵姫となった娼婦

デュバリー夫人 ~ランジェのあだ名でルイ15世の寵姫となった娼婦 表紙イメージ

[著者] 青笹慶彦

5才で即位したルイ15世は恋多き王であった。
殖民計画の株価騒ぎで一儲けしたブルボン公を宰相とし、乞食までガレー船漕ぎ刑に服役させる時代にさせても、侯爵の四人娘全員を愛人にし、ポンパドール夫人の声に耳を傾ける。そんなパリにお針子あがりの娼婦が生まれた。茶目っ気とずるさを持つこの娘は山師デュバリー伯爵のおもちゃとしてランジェ(天使)と命名されて邸で暮らしはじめる。娼婦感覚をもったまま王と会うことになったランジェに王はいかなる反応をしめしたか。
 悪女とは第三者の目でけっして自分を見つめることはできない。かつての経験を忘れるものである。
◆「悪女の歴史」を語る第16弾。

定価:110円(本体100円+税10%)