HOME > 書籍一覧 > 小説・ノンフィクション > 歴史/伝奇 > 則天武后 ~殺りくの...

書籍一覧

則天武后 ~殺りくの宴

則天武后 ~殺りくの宴 表紙イメージ

[著者] 青笹慶彦

唐の太宗の妾であった則天武后は皇帝亡きのちは終生にわたって尼寺で菩提をとむらうだけの人生が運命づけられていた。運命に逆らうため則天武后は太宗の息子と結びつく。もういちど後宮に戻るために。
だがそれだけのために彼女は世に舞い戻ってくるのではなかった。
すでに太宗の生前に、天文暦を観る太史令《たいしれい》の李淳風《りじゅんぷう》が予言をしている。――30年以内に唐をほろぼす武という姓の女が出現するでありましょう――と。
彼女は武照という名前であった。
◆「悪女の歴史」を語る第5弾。

定価:110円(本体100円+税10%)