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女の夢・桂昌院

女の夢・桂昌院 表紙イメージ

[著者] 青笹慶彦

秀吉の妻ねねをもしのぐ官位を得た桂昌院はもともとは八百屋娘の阿玉であった。
江戸幕府の三代将軍の側室として息子を産み、産んだ子が後日に天下の将軍となって一躍、国母になりあがった阿玉こそ太閤の再来である。
三度の食事のお膳を手ずから運んでくれる孝行むすこが始めだした歴史上で空前の悪い法律こそ、息子にすすめたのは阿玉こと桂昌院であった。
見えぬものへの無関心、悪女のもつ武器は今も昔も変わらない。
◆悪女の歴史を語る第1弾。

定価:110円(本体100円+税10%)