[著者] 橘月尚龍
あなたは「魔女」とか「魔性の女」というと悪いイメージを持っていないか? 箒に乗って悪さをするばあさん。略奪愛のトラブルメーカー……。
でも、よ〜く考えてほしい。シンデレラにガラスの靴を与え、王子さまとの幸福をもたらしたのも魔女だし、手塚作品でユニコをやさしく導いたのも魔女だ。
魔性だって「魔法を使える性質」ということで、それに善悪はない。かつて邪馬台国に君臨した女王・卑弥呼は、鬼道=魔法を使って民衆を導き、繁栄をもたらした。
沖縄に残る神女(ノロ)だって、魔性を発揮して、家族や地域を護っている。尚王朝は魔女の助けを得て、国の弥栄を実現した。これらはみんな「聖なる魔女」なんだ。
ところが現代社会。
女性は生まれつき持っている魔女才能を封印したままである。いや、そんな才能があることさえ、知らないでいる。
これは、どう考えても、女性ばかりでなく男性にとっても——いかんせん、社会的な損失だ。
あなたが女性なら、その魔法を使える才能を開花させ、自分自身の夢を実現させることはもちろん、世界を変革してみないか?
あなたが男性なら、そんな女性の目覚めを支援し、あなたの成功とシンクロさせてみないか?
なお本書は既刊のストーリー編『聖なる魔女の微笑み』(東方出版刊)のリファレンス版である。併読をお薦めする。
定価:220円(本体200円+税10%)