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食の旅ガイド口福のバリ

食の旅ガイド口福のバリ 表紙イメージ

[著者] 坂口あや

最近話題のアジア旅行。中でもここ2~3年旅行者が急増しているバリは、5月のゴールデンウィークを迎える頃には、すでに夏のエアチケットが残りわずかという話さえあるほどの人気ぶりだ。
日本語の浸透度はかなりのものだし、食事は日本円で数十円くらいからある。ホテルだって条件によっては数百円くらいから泊まれるので、2万、3万あればかなりの豪遊ができてしまう。貧乏かつ食いしん坊なわたしには、この事実が何とも魅力的に感じられる。
東南アジアといえば、ある種の匂いと辛さを思わせる食べ物ばかりを想像される人も多いと思うが、さにあらず。いくつかの料理だけでバリをイメージしてしまい、せっかく旅行に出掛けても、料理に関心を示さないのはもったいない。日本人の口にあう料理がいくらでもあるので、ひょっとすると生涯でもっとも美味しいと感じる一品に出会えるかもしれない。行き当たりばったり、看板のない安ウマどころを探すという楽しみ方もできる。
なかでもバリは、植民地だったことからオランダの影響を受け、さらにはヨーロピアンのバケーションプレイスであることも手伝って、最近ではイタリアンあり、フレンチあり、タイ料理だって……の何でもござれ状態。大通りにはカフェが溢れている。
ここまで読んでおわかりのとおり、本書は数あるテーマの中から「食」を切りロにバリを探索した食い倒れ旅行記でもある。紹介する店や料理は、独断と偏見も甚だしいチョイスなので、その点はご了解いただきたい。
なお、取りあげた料理については、できるだけレシピもおさえるようにしたので、作る方にもぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。(「はじめに」より)

定価:770円(本体700円+税10%)

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