[著者] 五十嵐丈彦
アラフォーのIT企業社長として成功した麻知子は、駆け落ち同然に上京した後輩の真野との生活に不満を募らせていた。
会社は順調に成長を遂げ、ホテルチェーンを展開するオザキコーポレーションとシステム契約を結んだ夜、オザキコーポレーション会長の尾崎に祝杯を誘われる。
尾崎は今までの男達とは違って、物欲しげな気振りは見せない。
麻知子はそこに寂しさを感じたが、尾崎と仕事を共にしながら自分を成長させよう、そして何時か人として、否、女としても認めてもらおうと決心したのだった。
定価:220円(本体200円+税10%)