[著者] 菜波/可否
「先生……これは、どういう……?」
「本当にキミたち兄弟は、よく似ているね」
教育実習生として母校を訪れた高坂鳴海は、指導教官となった小林が、自分の弟である育海とただならぬ関係であることを知らされる。そこから、小林が管理している理科準備室で、放課後の「指導」がはじまった。
快楽に流され、鳴海は小林の手によって淫らな身体へと調教されていく。
そんな鳴海の姿を、淫靡な熱と羨望と、罪悪感とをはらませた眼差しで、弟の育海は実習期間中ずっと見据えていた。
定価:330円(本体300円+税10%)