[著者] 桃山まどか/水綺鏡夜
作品の読みどころは大学生の前原拓海と小説家秋山智也の関係です。
姉の夫である小説家秋山智也の言葉に魅了され、盲目的なほど愛している。
だが、なかなか進展しない関係に、嫌気が差し、複数のセフレの女と関係を持ち、好きでもない女を抱きながら智也を抱く倒錯的な快楽を貪り、一時の肉体的快楽を得ている拓海の心情と葛藤と智也と交わされる会話で繰り広げる恋愛の駆け引きを堪能して欲しいです。
そしてリバもあるので最後まで楽しく読んで欲しい。
定価:330円(本体300円+税10%)