[著者] 月谷こっこ/空木ヨウ
流行り病で一家全滅し、唯一生き残ったエヴリーヌは神殿で下働きをしていた。
そんな中、神殿に寄付をしている侯爵のランベールが彼女を引き取りたいと申し出てきた。
てっきり貴族邸でメイドだと思っていたエヴリーヌだったが、ランベールが申し出たのは、彼女を妻にしたいという申し手だったのだ。
お飾りの妻だったら他にもいい人がいるのでは?
白い結婚を続け、ランベールに愛でられながらも途方に暮れるエヴリーヌ。
だんだんそれだけで満足できなくなった自分は欲張りですか?
定価:330円(本体300円+税10%)