[著者] 粟生慧/桐矢ロク。
鬼龍院家の主、虎士が死んだ。遺書には「全て礼華に譲る」と書かれてあった!
当主であるはずの麗音は継母の礼華に罠に掛けられる。
虎士の不審な死、疑惑の募る遺書、礼華と秘書田上の行動、全てが繋がったとき、麗音が渡部に命を下した。
「僕に何があろうと礼華を追い詰めて制裁しろ」
麗音に切なく熱い思いを抱く渡部は、麗音の命令を無慈悲に実行していく。
麗音と渡部の幼い頃からの秘めた交歓。
「僕の穢れはおまえが清めろ」
甘い交わりに渡部の心はとろかされていく。
定価:770円(本体700円+税10%)