[著者] 胡椒蘭
金のためなら何でもやる、恐るべし女流探偵――その名は木俣マキさん。
今回そんな彼女に、田舎から上京してきたヨネおばあちゃんが見合い話を持ってきた。
女流探偵の大先輩でもあるヨネさんに、さすがに逆らえない木俣さん、帰郷して渋々見合いの席に着いたのはいいが……
何と数日後に、その見合い相手の死体が林から出てきたのだった!
これに早速、元と現役の女流探偵お二人さんが解明にのぞむのだったが……
表題作の他、『女流探偵、毒薬を探す』、『女流探偵、トリックを探す』、『 フェイク 一 』を収録。
定価:880円(本体800円+税10%)