[著者] 良歌の宮・こころ/桐矢
三歳になる楓を良歌の宮は認知の手続きで、楓の父親、恋慕の君と争うが父親は認知した。その後すぐに「楓を誘拐する」と脅される。
そして楓は幼稚園に通うようになる。それでも恋慕の君の女狂いは、次ぎはタクシー会社の妻の曽田真砂子と始まる。
曽田の夫から脅されて弁護士に助けられる。恋慕の君の妻も、男を作り不倫へと走る、それに嫉妬した恋慕の君は興信所を使い調べた。
良歌の宮と恋慕の君との関係は限りなく曖昧なままだった。最後は裁判で、おまえらの生活は存在しなかったと裁かれた。
裁判とは何か?自分たちの家族とはなにか?
定価:440円(本体400円+税10%)