[著者] 良歌の宮・こころ
あの綾乃が、北新地に現れた。源氏名「良歌の宮」は23歳。ホステスになった良歌の宮は、夜の世界の中で、一流と言われる男たちと華やかに生きる。良歌の宮がホステスとしてトップクラスになってきたころ、運命の男である歯科医師と出会う。その名は「恋慕の君」。名だたる女たらしは、まるで悠久の世界からやってきた光源氏の再来のように、女から女の体の上に乗り、いきり立つ股間の塊を武器に女の股間を我が物にしていた。そして良歌の宮を一目見た時から、深い愛の谷底に落ちていき、愛欲の世界に溺れていく。恋慕の君の妻を巻き込んだ愛欲・愛憎にまみれた三角関係の行方は…★自伝的告白小説!
定価:902円(本体820円+税10%)